ピアノが上達する人の共通点|やる気に頼らず成長するための3つのマインドセット

今回の内容は、YouTubeでもお話ししています。
文章では伝えきれないニュアンスもあるので、興味のある方はぜひ見てみてください!

練習しているのに思うように上達しない

やる気に波があって続かない

周りと比べて焦ってしまう

そんな悩みを抱えている大人のピアノ学習者の方は多いのではないでしょうか。

実は、上達できない原因は才能や能力ではなく、考え方にある場合があります。

今回は、
ピアノを長く楽しく続けながら成長していくためのマインドセット
を3つご紹介します。

目次

1. レッスンは「現在地を知るためのもの」

皆さんはレッスンをどのように捉えていますか?

「先生から新しいことを教わる場所」
「できるようになったことを見てもらう場所」

そんなイメージを持っている方も多いと思います。

もちろんそれも間違いではありません。

ただ、私はレッスンを
「今の自分の現在地を知るためのもの」
だと考えています。

レッスンを受けて、自分がどの方向へ進めばよいのかを知る。

そして次のレッスンまで、進むべき方向へ向かって練習していく。

またレッスンで現在地を確認し、方向を修正する。

その繰り返しです。

「次のレッスンまでに完璧にしなければ」

そう考えるのではなく、

「今の自分を見てもらって、次に進むためのヒントをもらう」

そんな感覚の方が気持ちはずっと楽になります。

前回は褒められたのに、今回はたくさん指摘された。

そんな経験をすると落ち込んでしまうこともあります。

しかし、その評価はあくまでその時点での評価です。

上がったり下がったりしているように見えても、
実際は前に進むための途中経過に過ぎません。

先生は新しい方向性を示してくれる存在です。

私自身の感覚で言うと、少しずれた方向へ進んでいたものを
本来のレールに戻してくれるようなイメージでしょうか。

そのため、レッスンではありのままの自分を見てもらえば十分です。

自分の常識は外から壊されないと更新されない

これは少し余談ですが、レッスンを受けていて改めて感じることがあります。

それは、自分の常識は自分だけではなかなか更新できないということ。

人はどうしても自分の知っている範囲の中で考えてしまいます。

だからこそ、外から新しい視点をもらうことが大切です。

今までの思い込みを壊してくれる存在がいる。

それは本当にありがたいことだと感じています。

2. 上達には時間がかかると受け入れる

世の中には、

「3か月で○○を身につける」
「短期間で劇的に変わる」

そんな言葉がたくさんあります。

もちろん期間を決めて取り組むこと自体は悪くありません。

ただ、実際には3か月で完全に身につくものばかりではないはずです。

ピアノも同じ。

1か月頑張ったのに成果が見えない。
だから向いていないのかもしれない。

そう考えてしまうのは本当にもったいないことです。

私がとても好きな言葉があります。

それは、

「自分に時間をかけることを許す」

という言葉です。

早く上手になろうとしなくていい。

もっと時間がかかっても大丈夫。

人によって生活環境はまったく違います。

フルタイムで働いている方もいれば、パート勤務の方もいる。

在宅勤務の方もいれば、毎日出勤している方もいるでしょう。

だから他人と比べる必要はありません。

自分にできる範囲でコツコツ続けていけばいいのです。

私自身ももっと練習したいと思えば時間を見直したり、お金の使い方を考えたりします。

けれど、それは誰かと比較しているからではありません。

自分が本当にそうしたいからです。

焦らない人ほど上達が早い

レッスンをしていて感じることがあります。

焦らず、自分のペースでコツコツ続けている方ほど結果的に上達が早い。

始めたばかりの頃は変化が見えなくても、
1年後に振り返ると驚くほど成長していることがあります。

上達とはそういうものです。

完璧になる日はきっと来ません。

コンクールや発表会といった区切りはありますが、
多くの方は一生ピアノを楽しみたいと思っているはずです。

だからこそ、焦らず続けていくことが大切なのではないでしょうか。

3. 「どうなりたいか」から逆算する

最後のマインドセットは、

「どうありたいかから逆算する」

という考え方です。

これは単なる目標設定とは少し違います。

例えば、

「1年後にどんな自分でいたいか」

を考えてみる。

私の場合なら、

「サロンコンサートを複数回開催し、やり切ったと思える自分になっている」

というイメージがあります。

では、その自分になるためには何が必要なのか。

現在の状況を確認しながら逆算して考えていきます。

  • 今どのくらい練習時間が取れているのか。
  • 人前で演奏する機会はどのくらいあるのか。
  • 必要な準備は何なのか。

そういったことを整理していくわけです。

私の場合は、演奏する曲もある程度先まで決めています。

いつまでに譜読みを終えるか。

どの時期に人前で弾くか。

どこまで仕上げておきたいか。

そうした計画を立てながら進めています。

行動目標まで落とし込む

ただし、計画を立てるだけでは人は動きません。

大切なのは日々の行動に落とし込むことです。

例えば、

  • 毎日1時間練習する
  • 毎日譜読みを10分する
  • 毎日ストレッチを行う

こうした目標は自分でコントロールできます。

一方で、

  • 登録者数を○人増やす
  • 3か月で○kg痩せる

こうした結果目標は、自分だけでは完全にコントロールできません。

だから私は、

「毎日何をやるか」

を大切にしています。

その積み重ねが結果につながるからです。

思い描いた理想の自分に1年でなれないこともあるでしょう。

でも半年後、1年後、2年後を見たとき、確実に近づいているはずです。

まとめ|やる気ではなく積み重ねが上達をつくる

今回お伝えしたマインドセットは次の3つです。

  • レッスンは現在地を知るためのもの
  • 上達には時間がかかると受け入れる
  • どうありたいかから逆算する

やる気に頼っていると、どうしても気分に振り回されてしまいます。

しかし、考え方が整うとコツコツ続けられるようになるものです。

1年後の自分は、今の自分より確実に成長しています。

焦らず、自分のペースで積み重ねていきましょう。

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